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さて、皆様はどうして「老人ホーム」に関心がおありなのでしょうか?
ご家族の中で要介護の方がおられる、すでにご入居されておりもっと自分に合うところを探しておられる、ご自身の将来のために考えておきたい、など様々な理由がおありのことと存じます。一言で「老人ホーム」と言っても、様々な事情や志向に合わせていろいろなものがあります。
「終の棲家」と言われますように、慌てて決めるものではありません。「自分が希望するホーム」をご自分の中ではっきりさせていくことが大切かと思います。
平成12年の介護保険施行から、高齢者向けサービスは官民ともに多種多様に増えてきました。利用者にとっては、自分に合うサービスを選択できるというメリットがある反面、「いったいどれが自分に、家族に合うのか…」という悩みも出てまいります。
もも編集室では、とくに「老人ホーム」についてクローズアップしてみたいと思います。
まず、老人ホームを考えるときに、公的ホーム(国や自治体が補助し特殊法人が運営しているホーム)、と民間ホーム(ほとんどが株式会社)があります。

■「老人ホーム」と一言でいっても、その種類や内容は非常に幅広く、一般の消費者にはわかりづらくなっています。
主なホームの名称と特徴を以下の表にあげてみました。
 

名称
入居条件
概要
公的
特養(特別養護老人ホーム)
原則65歳以上で要介護1〜要介護2の認定
平成16年3月で全国に約5000あると言われていますが、いずれも待機者が数百人で入居できるまでに2,3年はかかりそうです。
老健(老人保健施設)
原則65歳以上で要介護1〜要介護2の認定
病院と自宅の「中間施設」と言われ、自宅に戻って生活するためのリハビリ施設です。原則3〜6ヶ月で退所しなくてはいけません。
ケアハウス
原則60歳以上で自立した生活を送れる方
一人で暮らすのが不安な方など、生活支援サービスのついた施設です。介護が重くなると退所せねばなりません。
民間
有料老人ホーム(自立型)
おおよそ60歳以上の入居時は自立である方
マンションタイプのホームは、将来必要になると介護サービスがついていますが、入居時「自立」が条件であることが多いです。
有料老人ホーム(介護型)
65歳以上で入居時は要支援〜要介護5の認定のある方
介護サービスが中心のホームは、入居時に介護認定を受けていることが条件となります。また、医療行為や重度痴呆は退所の条件となることもあるので注意が必要。
ケア付きマンション
おおよそ60歳以上の入居時は自立である方
介護が必要になった場合は、外部の在宅介護サービスとの提携などになります。自立の方向けのホームというイメージが近いようです。
その他
グループホーム
65歳以上で、軽度の痴呆がある介護認定者。
運営は、公的機関、民間など様々です。原則身の回りのことができる軽度の痴呆高齢者が9人1グループで共同生活を送るための施設です。
 

「老人ホーム」に入居しようと思っても、ホーム側にもいろいろな条件があり、簡単に入居することは難しくなっています。もも編集室へのご相談も、そのほとんどが入居希望者の体調や状態と、ホーム側の入居条件のミスマッチになっています。特に多いのが、「元気なうちに入居して、悠々自適なせ生活を楽しもう」と考えていたのに、「もう少し頑張ってから」といううちに、介護認定になり希望するタイプに入居できなくなるというケースです。

同様に、介護型でも、あまりにも重度になった場合(医療行為など)は、入居できないケースも少なくはありません。できるだけ「家族で」とギリギリまで頑張ることが、逆に受け入れられなくなることもありますので、どの段階で入居するか、というのは早いうちから考えておくことが大切です。

「ホーム入居」を考えるとき、入居者自身が

  ・現在どのような心身状態にあるか
  ・どの状態で入居しようと考えているか
  ・どういった種類のホームに入居したいのか
  ・予算をどう考えるか

が、最重要の基本項目です(他にもたくさんの条件項目はあります)

もも編集室では、ここ2年ほどで倍増している「有料老人ホーム」に着目してご相談やご紹介をしております。公的ホームへの入居よりハードルは低いとはいえ、様々な特徴や条件などから、「希望すればOK」という状況ではありません。ご自分やご家族の望むタイプはどのようなものなのか、どういった条件で入居できるか、などアドバイスさせていただきます。

また、編集室では随時、基本的な老人ホーム知識を学ぶためのセミナーも開催しています。ご関心のある方は是非ご参加ください。

以前は、有料老人ホームというと一部のお金持ちが入るところ、という印象がありましたが、非常に廉価なホームも増えてまいりました。民間ですから、色々なサービスを開発し、他ホームとの差別化を図っているところもあります。一昔前は「姥捨て山」のようなイメージのあった「老人ホーム」も今や「元気シニアが余生を楽しむ棲家」へと変貌を遂げました。


どんなホームがあるのか、どういったところが自分に合うのか、
ぜひ、「もも編集室」と一緒に探してみませんか?


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