「施設に入りたくても入れない」という人もいますが、ホンネのところでは、地域から離れたくない、住み慣れた家で暮らしたいという人が大多数ではないでしょうか。「要介護1?5」の人は、今使っているサービスが利用できますから、暮らしに大きな変化はありません。また、今回の改正で新しく地域密着型サービスというのが登場しましたので、これも利用することができます。
たとえば「夜間対応型訪問介護」は、これまでのサービスにはなかった夜間の見守りに使えます。とくに都市部では一人暮らしの高齢者が増えていますから、夜の過ごし方が心配です。ケアマネージャーや民生委員の勧めで、緊急通報システムを設置している家もありますがやはり不安です。ベッドからの転倒など発見が早ければ、すぐに病院に運ぶことができます。
また「小規模多機能型居宅介護」といって、地域のなかにデイサービスやショートステイなどいろいろな機能をもったサービス拠点ができることになりました。まだはっきりしたことは決まっていませんが、遠く離れた施設にいかなくても、地域のなかで安心して暮らせるような仕組みが少しずつ整っていくことになります。 |