利用者が支払う金額は、基本的に施設との契約で決められます。ですから利用料アップは、介護保険施設の経営にも大きな打撃を与えています。利用者と交渉して費用アップを理解してもらわなければなりません。居住費・食費をいくらにするのか、負担するのは利用者なのか施設なのかと苦しい選択をしなければならない施設もあります。経営を優先して、サービスの低下をまねくことも予想されます。
デイサービスに通う人も、食費は全額自分で負担することになります。ある施設では利用者から400円をもらって、冷凍食品を使わずに、直営でできるだけおいしいものを出そうと努力して来ました。しかし今回の改正で、一人700円集めてもとても採算が取れなくなりました。食事は利用者が楽しみにしているものですから、質を落とさずおいしいものを出そうと四苦八苦です。
今回の改正での自己負担見直しは利用者の生活と、介護施設のあり方の両方を直撃することになります。
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