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もも編集室が送る【知っておきたい・老人ホームと介護の基礎知識】 Vol.4
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2004/7/26 http://www.momo100.net/
*…*もくじ…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
★1 シニア・ライフ「四方山話」
★2 もも編集室トピックス
★3 ホームの現場から【編集室が見た・聞いたここだけの話】
★4 覚えておきたい・知っておきたい「キーワード」
★5 編集長おすすめ「この1冊」
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★1 シニア・ライフ「四方山話」
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みなさん、こんにちわ。
今年は、梅雨明けも早く、夏本番が早くもスタートしました。
激暑が続きますが、お元気ですか。
前号に引き続き、「介護保険見直し」の話題です。介護予防を重視する
という方向性は前回にも出ていた案ですが、施設入所者から居住費や食
費を徴収という案も出ています。すでに、新型特養などでは、個室など
に対応するホテルコストを徴収しているところもありますが、特養ホー
ム全体になると、「低価格」であったイメージが少し変わってくるかも
しれません。
「費用」は切っても切り離せない課題ですが、サービス内容自体をもっ
と重点的に検討いただきたいものだと思います。官民あわせて、客観的
な情報公開をもっと幅広く、深く行なっていただきたいですね。
市町村の権限を強めることも柱にしているとのこと。地域密着で、住民
がしっかりとサービスを見て適切な指導をしていける体制は、重要です。
そのためには、「おまかせ」でなく、私たち地域市民ひとりひとりが関
心をもって、参加していくことが必要ではないでしょうか。
(もも編集室)
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★2 もも編集室トピックス
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■「もも百歳」秋号・・・進行中 (9月号)
●巻頭特集「秋の一日、願いを込めて ご利益を求めて出かけてみよう」
・・・最後まで健康元気で長生きしたい、という願いをちょっと神だのみ
秋の1日、気軽な外出をかねて、お参りしてみませんか。全国の
「ぼけ封じ」「ぽっくり寺」「病封じ」などを特集。
●ケアレポート 「変わる特養ホーム 新型と従来型 どこが違うの?」
・・・特養ホームを新設する場合は、「新型」になります。新型は、個室
ユニットケア、などの規定があります。従来型と比較して何が違う
のか、実際のそれぞれのホームも取材してみました。
●その他 ガーデニング、健康医療、年金、マネー講座、などシニアライ
フにまつわるお得な情報が盛りだくさん
★もも定期購読 季刊発行 年間 1,800円(税・送料込)
お申込は http://www.momo100.net/momo/index.html
■ホーム新規オープン情報 : 東京
○場所 江戸川区 (58室) 9月初旬オープン予定
○入居金 550万円(他に短期入居対応の入居金もあります)
○月額利用料 25万円(室料、食費、管理費等含む)
○その他費用 介護保険利用時の自己負担分は実費
○入居資格 自立〜要介護5
○その他 経管栄養、インスリン療法、IVH、人工透析、など
在宅医療の受け入れも対応しています。同一敷地内
にクリニックも同時オープン。
※ご紹介・ご見学をご希望の方は、
「お名前」「お電話番号」「ご見学ご希望日」「ご見学人数」
をご記入の上、 momo-sumomo@lca-j.co.jp までメールを
下さい。
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★3 ホームの現場から【編集室が見た・聞いたここだけの話】
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●今回のテーマ : 分譲型ホーム
有料老人ホームというと、長らく「高い入居金」「入居金は戻らない」「終
の棲家」というイメージがありました。しかも、一種、閉塞感のある特殊な世
界というふうにも、感じられたかもしれません。最近では多種多様なタイプが
現われ、また社会認知も進み、誰もがホーム入居を検討できるような時代にな
りました。
賃貸型、分譲型、など従来の入居金形式でないタイプも増えてきています。
分譲型は、通常のマンションと同じですので、また転売することも可能です。
しかしながら、手間も通常のマンションと同じで、固定資産税を払う必要があ
ったり、販売価格を気にしたり、、、といったこともつきまといます。また、
老人ホームという特殊なものですから、次に売れるかどうかも見極めないとい
けません。もし、相続人がいない場合はさらに面倒ですね。
どのタイプが良いか、は一概にはいえません。各人の価値観や予算、生活
環境など様々な条件が異なりますので、ご自分に合うものを探すことです。
先日、取材した分譲型は、定期借地権タイプのものでした。兵庫県にあり、
上階では瀬戸内海も望める場所にあります。定借なので分譲金額も980万円〜
3450万円と、比較的低価格です。居室(分譲)は玄関から引き戸になっており、
外廊下からベランダまで全く段差なしという、バリアフリー度もかなり徹底さ
れています。
個人の生活を確保しながらも、各居室の緊急通報や24時間対応のフロントな
ど、安心設計となっていました。こちらは、「有料老人ホーム」ではありませ
ん。ですので、入居は何歳の方でも、どんな方でも入居できます。実際は、ご
高齢の方がほとんどのようですが。。
道路をはさんで、社会福祉法人が運営する同じ名称の「有料老人ホーム」が
あります。こちらは介護型です。建物の雰囲気も同じ「地中海風」で統一し、
マンション棟の方が要介護になるとこちらへ移って介護を受けることができま
す。実際、当初マンション棟のほうにご夫婦で入居されたのですが、奥様の要
介護度が重くなり、奥様は介護棟、ご主人はもとのマンション棟で住まわれ、
毎日通っておられるとのことでした。
要介護状態にならなければ、それが一番いいのですが、誰しもどうなるかは
わかりません。できる限り自分で生活できる間は自立し、助けが必要になると
介護を受ける、という生活が理想です。
分譲型の場合、「要介護になったとき」を十分確認することが大切です。在
宅サービスと契約するだけなのか、介護型のホーム等に優先的に移ることが可
能なのか。最後まで生活の質を保つために、検討すべき項目は、なかなか少な
くはありません。
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★4 覚えておきたい・知っておきたい「キーワード」
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老人ホームや介護にまつわるコトバの解説コーナーです。資料を調べたり、ホ
ームの見学をしたりしたときに、出てくる「用語」。聞くに聞けないこともあ
るかもしれません。ちょっと学んで覚えておきましょう。
●「失行・失認」(しっこう・しつにん)
◇失行とは、本来ならできる動作で、どうやるのかも頭で理解しているので
すができない、どうしていいかわからない状態です。たとえば、手を動か
せるし痴呆でもないのに、歯磨きができない、など今までやり慣れた簡単
なことができなくなります。繰り返す行為のやり方や順番を記憶している
脳の部分が脳卒中で傷んだために起こります。
◇「なぜできないの!」というのは禁物。「できないことを気持ちよく支え
る」ことが大切です。無意識、自発的ならうまくできることもあります。
◇失認とは、考え事をしているときに周りの人の声は聞こえても耳に入って
いない、そういったことが機能的に起こっているようなものです。感覚は
正常なのに、認知できないのです。失認は、本人に症状の自覚がなく、目
に見える障害でもないため、痴呆などと勘違いされることもあります。
左空間失認・・・左側のものが存在していないように感じる
病態失認 ・・・障害があるのに、自分にはないと思っている
顔貌失認 ・・・顔を見ても区別がつかないのに、声をかけらるとわかる
遠近感失認・・・物理的な遠近感だけでなく、他人との距離のとり方も
などがあります。
◇無理に治そうとするより、失認があってもそれなりに生活できるような環
境をつくることが重要です。左空間失認の場合は、右側から声かけしたり
モノを置いたり、などです。
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★5 編集長おすすめ「この1冊」
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【恋愛と介護】 遥洋子:著 筑摩書房
関西の方なら、遥洋子さんをご存知の方も多いのでは。関西中心のタレン
トさんです。明るく派手目のキャラクターの女性ですが、密かに実父の介
護で大変な時期を過ごされていたようです。とはいえ、お涙頂戴の悲壮な
介護でなく、とても深刻・真剣なのですが、「大変すぎて笑いを入れない
とやっていけない」という雰囲気が、字間から感じ取れます。
「恋愛と介護」とタイトルにあるように、当時妙齢だった遥さんは、恋を
しているのですが、仕事、介護、恋愛の狭間をすごいパワーで切り抜いて
いきます。「介護苦労本」ではなく、「働くこと、恋愛のこと、家族のこ
と、生きること、はなかなか思うようにはいかん、必死なんや」というメ
ッセージが伝わってきます。
・・・恋愛が実を結ばなかったのは残念ですが。。
意外なのは、芸能界でも、介護を抱えている人がかなり多いのだなとわか
ります。お金があっても、名声があっても、同じ人間の悩みです。
私がとても心に響いたのは、介護していたお父さんが亡くなって、骨とな
って出てきたときの台詞。(以下、本文より)
『カッコなんかつけていられない。生きなきゃ。言いたいこと言って、や
りたいことやらなきゃ。人間は壊れていていい。そうやって開き直りで
もしなきゃ、生きたいように生きられないんだから。そうしなきゃ、ほ
ら、骨になっちゃうんだから・・・。』
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編集後記・・・
自宅の近所に1年前くらいから気になるお店がありました。エスニック
料理のような気がするのですが、なんだか若者向けのような様子で、入
る勇気がありませんでした。
先日、思い切って友人と一緒に行ってみました。入ってみると老若男女
たくさんの人でいっぱいでした。タイ料理のお店だったのですが、料理
がとても美味しく、若い従業員も礼儀正しくテキパキしており、非常に
好感の持てるお店でした。
「なんとなく」で決め付けていることが多くなってきたな、と感じます。
でも、チャレンジしてみると世界が広がったり、とってもお得だったり、
といいこともたくさんあります。いつも「素」な気持ちでい続けたいな
と思う今日この頃です。 (美)
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【発行元】もも編集室 http://www.momo100.net/
住所 : 〒110-0015 東京都台東区東上野5-1-5 日新上野ビル
株式会社日本エル・シー・エー内 もも編集室
ご意見・ご感想はこちらまで:momo-sumomo@lca-j.co.jp
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